＜材料＞　クグロフ型1台分

1. 型にバターを塗る。バターと卵は室温に戻しておく。（とても重要）
2. 大きなボウルの中にバターを入れ、ホイッパーでクリーム状にし、砂糖を数回に分けて入れ、空気を十分抱き込むようにすり合わせる。
3. �Aに卵を加える。2個までは丸ごと加えてよいが、3個目は解きほぐし、状態をみながら少しずつ加える。特に冬季は卵を温めるかボウルを湯煎にかけてやるとよい。バターと卵の温度差があると分離するので、卵の温度には要注意！その後バニラやレモンのエッセンス（やリキュールなど）を加える。
4. 2度ふるった粉類を一度に加え、ゴムベラでボウルを回しながら、ボウルの底から種を掬い上げるような手つきで練らないように手早く、かつ粉気がなくなるまで切り混ぜる。
5. 小さなボウルに入れた牛乳を人肌程度（40℃くらい）に温め、その中に�Cの生地の1割くらいを取って入れ、良く混ぜる。粘度が付いた種を�Cの大きなボウルに戻す。そのときドバっとあけるのでなく、ゴムベラで受けながらそっと入れること。
6. フルーツやナッツを加えるときはここで入れる。濃度の違う種をすばやく混ぜなじませる。
7. マーブルケーキにするときはここで生地の1/6をココア+お湯の入ったボウルに入れ、別途混ぜる。（＜応用＞の項参照）
8. 生地を型に入れ平均にならし、ガスオーブンなら170℃で35〜40分、電気オーブンなら180℃で40分焼成する。余熱の必要や温度調整はお使いのオーブンにより調整してください。焼き上がったら型を台の上にドンと置き、空気抜きをします。すぐに型から出し（ひっくり返す）網棚の上などで荒熱を取ったのち、ホイル等で包みます。
9. 食べ頃は翌日から10日くらいでしょうか、3、4日後が一番美味しいような気がします。

やや小さめのボウルの中でココア8gをお湯15gで溶いておく。 　　�Fの後、型に白生地とココア生地を交互に入れる。（うまいマーブル模様にするのは結構難しく、わたしはココア生地を大きなボウルに落とし、それをゴムベラですくって型に入れていく方法を採用していますが、直接白生地とココア生地を交互に型に入れる方法もあります。焼成時間は同じ。焼き上がって荒熱が取れたら、粉糖を上からふるって化粧すると、とても美しい仕上がりになります。パーティーに最適。

Yukari's Bakeryの最近のヒット作。乾燥ブルーベリーとクランベリー各35gはお湯で表面の脂を落とし、水気を切って白色系のリキュール（ラム、キルシュワッサー、コアントローetc.）に2日以上漬け込みます。リーフティー（普通の紅茶でもフレーバーティーでも何でも良い）大さじ3〜4を小型のすり鉢などで細かく砕きます。
工程�Eの時点で以上の材料を手早く混ぜて焼き上げます。

ＡＫＯ風:　各種ドライフルーツをあらかじめ自家製梅酒につけておきます

手元にある材料で作りました。薄力粉の代わりにココア10gを使い（140g＋10g）合計3回ふるいにかけます。今回のBerryはイチゴの乾燥品を洋酒に漬けたもの（50g）を使い、ナッツ（50g）はくるみにしました。イチゴはレーズン大、くるみもそのくらいの大きさにしておいた方が混ざりがよいでしょう。これも工程�Eの時点で混ぜます。

秋口に作ったバリエーションです。ベースは3と同じココア生地。具材は栗の甘露煮を4等分したものを80gくらい加えました。但し、栗が重いので型に入れるときに均等に入らないと焼き上がったときに栗の散らばり具合にちょっと偏りが生じてしまいました。改善点として、若干牛乳の量を減らし、堅い生地にするといいかもしれません。 （まだ試していません。今度の秋にでも…）