三玉汁（さんたまじる）

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材料（4人分）

米　　１合
里芋　　4個
鶏挽肉　　100g
卵黄　　1個分
片栗粉　　大1
酒、みりん、しょうゆ
厚削り鰹節
昆布
みつば


手順

  1. 米１合は柔らかめに炊き、熱い内にすりこぎで半分つぶす。つぶしたご飯を塩で淡く味付けし、里芋と同じ大きさの団子にする。この団子は230℃のオーブンで13分焼き、まわりはカリッ、中はふんわりやわらかく仕上げる。...玉(A)

  2. 里芋は下ゆでしておく。...玉(B)

  3. 鶏挽肉は粘りが出るまでよく練り、卵黄、片栗粉を加え、酒、みりん、醤油、塩で味を整え、里芋と同じ大きさの団子にまとめ、熱湯をくぐらせる。...玉(C)

  4. 厚削り鰹節をたっぷりの熱湯にいれ、沸騰しないようにじっくりと15ほどかけて煮出す。これに水から取った昆布出汁を合わせる。

  5. 出汁を酒、みりん、醤油、塩で味を淡いめに整える。出汁のかつお風味は濃く、塩味は淡く、色も淡く仕上げると、上品で力強い一品になる。

  6. 熱々の(A)(B)(C)を1個ずつ椀に盛り、5.のつゆを入れ、刻み三つ葉を散らす。



参考

  • (A)、(C)の団子は多めに作って冷凍しておくといろいろに使えて便利。

  • アレンジ、バリエーションが自由に楽しめる。たとえば．．．．

    • 好みにより、(A)の玉の中に梅干しを入れると、団子をつき崩したとき、つゆに酸味が出ておいしい。
    • 好みにより、3.で鶏の団子をくぐらせたスープを漉して、適量を4.の出汁に加えてもよい。（加え過ぎると味にしまりがなくなるから注意。）
    • 上記に椎茸、春菊、うずら卵、かぼちゃなど、季節の野菜を加えて、鍋のまますすめてもいい。
    • 若い人向けアレンジ
      • 3つの玉を揚げるとボリュームがアップする。（ちょっとくどいし、ダイエットには不向きだけが、(A)に梅干しを入れると多少はさっぱりする。）
    • 昼食向けアレンジ
      • 梅干し入りおにぎりと昆布入りおにぎりをオーブントースターで焼き色をつけ、椀に盛り、つゆを注ぐ。（残り物の普通のおにぎりで十分）
      • 素うどんに上記おにぎりをのせる。


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